ミニマリストに思うこと

大変、ご無沙汰しています。
今回は、未だに少しずつ物を減らすこと。
断捨離をする中で思ったことを書きます。

ミニマリストって、すごい人?

何回もの断捨離、全捨離をして、
徐々にモノを手放して思ったことがあります。

ミニマリストも悪くない。
ミニマリストに近づきたい、
です。

ミニマリストの人って、
究極にモノが無い人でも、
お金を使わない人でもなく、
自分にとって、本当に必要な物を知っている人だと思いました。

自分に必要な物を知っているから、
最小限のもので生活できるんだろうと思います。

・・・ということは、
自分のことをよく知っている人でもあること。
未来の自分のことを信じられている人でもあると思います。

自分のことを知らなければ、
自分にとって本当に必要な物は分からないはずです。

スマホの写真フォルダを見ても、
とりあえず撮ったスクショ(スクリーンショット)が多かったり、
外出先で食べた料理やスイーツの写真。
メモ代わりに撮った写真がたくさん入っていませんか?

「その中で大事な写真はどれですか?」
と質問されたら、答えられますか?

私は、考えてしまいます。
この部屋バージョンが、
自分の家であり、
部屋のように思います。

また、自分に不要なものを買わない人でもあるので、
きっとそれなりにお金を貯めていらっしゃるミニマリストの方も多いのではないでしょうか?
早期リタイヤのFIREを目指されている方。
すでにFIREに近い方も多いと聞きます。

それは、自分の生活費を最小限に抑えられている。
抑えらるという自信の元に、将来かかる生活費を含めた必要経費が分かるため、
必要な分を貯められる。
それで生活できるという自信。

それと同時に、また必要になったとき。
本当に必要になったとき、また買えるという自信。
将来、買える自分自身がいるという自信でもあると思います。

貯金がある安心と、
学びたい時にすぐに自分に投資ができる。
何かがあったときに、出せるだけのお金がある、という安心感も強いと思います。

すごい強力な自己肯定感ですよね。

自分への信頼、自分の未来への自信が、
モノを多く所有している人よりも格段に強い人がミニマリストの方々。

まだまだモノに対して執着のある私は、
自分にとって本当に必要な物を知るところまではいっていませんが、
物を手放すことで、
必要になったら、また買えばよいという、
その物が必要になった未来、その物をもう1度買うことができる自分がいるという
信頼感のようなものにはでてきたように思います。

未来の自分への信頼の小さな一歩です(笑)。
このまま、少しずつでもミニマリスト近づけるようにがんばりたいと思います。

ミニマリストになるコツとメリット

これは、ミニマリストの方が実際に仰っていたことですが、
ミニマリストになるにもコツがあるそうです。

そのコツは、
・急がないこと
・一気にやらないこと
・無理をしないこと
とのことです。

ミニマリストへの道のりはダイエットと同じで、
急いでは無理がでたり、心がついていかず失敗しやすくなるそうです。
だから、「急がないこと」が大事だと言っていました。

また、一気にやると、そのあとに反動が出てきて、
まさにダイエットと同じように、
リバウンドするから「一気にやらない」そうです。

せっかくモノを減らして、出費も減らしたのに、
リバウンドをしたら、
余計に無駄遣いに繋がるそうです。

すると、自分にはできない!無理!という自己否定の気持ちがでたり、
凹みや自己批判の気持ちも出てくることがあるので、
毎日1つずつでも良いそうなので、
時間をかけて、ゆっくりやることが成功のコツと仰っていました。

ちなみに、その方はごみ屋敷のような状態から、
3~5年かけてミニマリストになり、
生活費を東京で10万円に抑えることができるようになったそうです。

最後の「無理をしない」も、「一気にやらない」と同じ理由と、
無理をすると途中で挫折するリスクがとても高いそうです。

どれも、納得の理由です。
今、ミニマリストになっている方の多くは、
この3つのコツを教えてくれた方と同じように、
モノが多すぎるひとが多いそうです。
中には、ごみ屋敷化した家の住人だった方もかなりの割合でいると聞きました。

では、何でそのような方が対極にいるミニマリストになろうと思ったのでしょうか?

モノが多すぎると、精神的に病んでくるそうです。

買っても、買っても満たされない気持ち。
買ったときは満たされても、部屋に帰ると片付けられない荷物の中で暮らす。
そして、片付けられない荷物が増えると新しい収納を買い、
部屋をモノで埋め尽くしていく。

モノが溢れるようになると、
だんだんと自分の家に帰るのが嫌になったり、
逆に、家から出るのが嫌になるそうです。

その家にいる時間が増えるほど、
疲れが取れなくなったり、
些細なことで人と喧嘩するようになったり、
ひどい人ではうつ病も発症させてしまうとか・・・。

そんな自分を変えたい!と思って行動して、
行き着くのが「ミニマリスト」の生活だと言っていました。

最初は、断捨離やこんまりさんの片付け術だったりするそうですが、
それでは、全然生活が変わらず(それでは対応できないほどの荷物だから)、
そこから、自分を変えたい一心で断捨離から全捨離へと変わられるそうです。

その過程でモノにかける費用の分を貯金しよう。
その貯金した分を投資や運用をして、
FIREのような暮らし。
早期リタイアやセミリタイアを目指そうと出費も最小限にできるように努める。

そして、またその過程でモノを探さない生活を知り、
モノを探す時間の無駄を減らし、
更に、その時間を使って仕事をして収入を増やしたり、
本を読んだりして、ウォーキングなどの運動をして自分磨きに充てていくようです。

ごみ屋敷化した家の住人になり、精神的にやられるという負のスパイラルに入っていた人間が、
今度は、どんどんモノを減らし、重要なもの・本当に必要な物を知り、
貯金をしてと負のスパイラルの真逆の勝ちのスパイラルに入っていく。

この話を聞くと、
ミニマリストの方が自己肯定感や自己信頼感が強いのが頷けます。

ミニマリストになったデメリット

不思議なことに、これは無いそうです。

モノが減るのと同時に、
不必要な人間関係も切れるので、
無駄なストレスもないそうです。

また、ミニマリストはモノが最小限なだけで、
お金を使わない人ではないので、
外食や自分の経験にはお金を出すそうで、
ストレスもあまりなく、
モノを多く持っていた時よりも幸福感を感じている方が断然多いそうです。

これについては、ネットでも検索してみましたが、
デメリットを書いた記事は少なかったように思います。
(個人差があるので、ネットにはデメリットがそれなりに書かれいると思い検索しました。
アラを探そうとしてではないんです。。。気を悪くした方がいたら、すみません。)

私の過去のミニマリストに対するイメージ

この話を聞いたことで、
一気に私のミニマリストに対するイメージも変わりました。

失礼ながら、それまでのミニマリストのイメージは、
最小限のもので暮らす少し変わった人でした。

でも、今回の話を聞いたこと。
自分でも断捨離などをして、モノを減らすことのメリットを知ったこと。
最小限のモノと言っても、
極端にモノがない訳ではなく、
本当にその人にとって必要なもので暮らしていること。
だから、人によって50個、60個という極端に荷物が少ない人も居れば、
もう少し所有物はあるよ、という方もいる。

これは、よく言う「個人差」でもある訳です。

何よりも、自分のこと、お金のこと、生活こと、部屋のこと、将来のことなどを、
いろんな角度からよく考えている方々だと思いました。

所有の意識が強い自分には気が付かなかったこと。
考えも付かなかったことを勉強できたと思います。
今回書けなかった部分でも、
ミニマリストのメリットはあります。
機会があったら、書きたいと思っています。

また、この記事を書きながら、
更にミニマリストに興味が沸いてきたので、
関係する本を何冊か読もうと思います。
(本も読まずに、聞いた話と自分の気持ちで今回は記事を書きました(笑)。)

少しは、ミニマリストの方のイメージは変わりましたか?
なんて、私の見方に偏見があっただけかもしれません。
申し訳ありません。

まとめ

私が少し前からモノを減らしていることを実家でも言っているせいか、
実家の母も私の影響を受けて、徐々にモノを減らし始めています。
今日も、余分な布団を捨てたと言っていました(笑)。

モノを処分して空いたスペースには、
ぜひ、運を入れて欲しいと思います。

この記事を読んで少しでも役に立った、
ミニマリストに対するイメージ、考え方が変わった、
自分も少しずつ挑戦してみたい。
このような気持ちになって頂けたら嬉しいです。

今回も、ありがとうございました。

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