「目の前の人に興味を持つ」ということ

こんにちは。
ハピ活カウンセラーの伊東 環です。

「目の前の人に興味を持つ」ということを、
考えたことがありますか?

カウンセラーや社会福祉事業に携わっている以外の人で、
このことを考えたことがある方はおそらく、かなり少数なのではないでしょうか?

私自身、カウンセリングや社会福祉事業に携わる前は、
考えたこともないことでした。

「興味を持つ」ということ

「興味を持つ」ということは、その特定の物事をより知りたいと思うことです。
その延長上に、それを活用してみたい。
できるようになりたい。
極めたいと思うようになり、行動に移していくものだと思います。

好きなアーティストに興味を持ったら、
そのアーティストのことをもっと知りたいと思い、調べますよね。
そして、その人のことをもっと見たいと思って、コンサートに出かけたり、
その人のSNSを見たり、記事を見たりしますよね。

シンガーなら、その人の歌を歌えるようになりたいと思ったり、
その人の曲を楽器で演奏できるようになりたいと思う人もいると思います。

また、中にはその人に少しでも近づきたいとルックスを真似してみたり、
マインドをコピーしようとする人もいると思います。

とにかく、その人のことを考え、知りたいと思い、
何かしらの行動を起こすと思います。

ギターやピアノなどの楽器でしたら、
その楽器のことを知りたいと思い調べたり、
その楽器の演奏を聞いたり、
そして、自分自身でも演奏できるようになりたい。
上手くなりたいと思い、練習するなどの行動をしますよね。

興味が出てくれば出てくるほど、
より詳しく知りたいと思い調べるし、
近づきたいと思って練習すると思います。

人に対しても、楽器などのモノに対しても、
興味の量と情報量は比例するように思います。

それが、興味を持つことだと思います。

「目の前の人に興味を持つ」ということ

では、「目の前の人に興味を持つ」ということは、
どのようなことなのでしょうか?

私が思う「目の前の人に興味を持つ」ということは、
その人のことをもっと知りたいと思うと同時に、
その人の考える物事の背景を知りたいと思ったり、
不安に思っていることがあるのなら、取り除いてあげたいなど、
その人がもっと心地よく居られるためには、どうしたら良いのだろうか?

その人がもっと楽しく居られるには、どうしたら良いのだろうか?
とその人のことだけではなく、その人の未来や過去、現在などその人の時系列を上下しながらも、
その人にとって、良いことを考えられることだと思います。

そのことを目の前の人に当てはめると、
例えば、職場などで目の前の人がお腹が痛いと言ったとします。

そのお腹が痛いということに対して、
「大丈夫?」と心配するのは普通だと思うのですが、
興味があったら、次のような質問が出ます。

・いつから?
・どんな風に痛い?
・薬飲んだ?
・病院には行った?
・仕事は、出来そう?

その人の返答によっては、更に多くの質問が出てくると思います。
これらを次々と質問しては、場合によっては質問責めで尋問のようになってしまうので、
質問の仕方には注意を払った方が良いと思いますが、
興味を持てば持つほど、気になり、良い方向に持っていってあげたいと思えば思うほど、
更なる質問が出てくると思います。

興味の量と質問の量は、比例して多くなると言えると思います。

なんとなく、分かる、と思う方も多いのではないでしょうか?
興味がないと、1つ2つの質問で「そうなんだ」と終わってしまうことがありますよね。

逆に、ドキッとされた方も少なくないような気がします。
今までは、目の前の人のことを考えていると思っていたけれど、
それほど、興味を持って考えていられなかったことにこの文章を読んで気が付いた方もいるでしょう。

以前の私。
少し前の私は、本当に後者でした。
興味を持っていると思っていたことに、実は興味を持てていなかった。
その人のことは見ているけれど、その人の痛みを和らげてあげたいやその人が心地よくなれるところまで、
全く考えたことがないタイプでした。

この「目の前の人に興味を持つ」という話を聞いたときは、
しばらく、このことについて考えていました。
今も、きちんとした答えが言えるかというと自信はないですし、
実践できているか、と考えると、ちゃんと実践できていない気がします。

ただ、理解しようと考えているし、実践できるようになろうと常にトライしています。

1つ念のため付け加えると、
「目の前の人に興味を持つ」というは、「目の前の人を好きになれ」ということではありません。
これは、また別の話です。

「目の前の人に興味を持つ」とどうなるのか?

「目の前の人に興味を持つ」と、人間関係に変化が起きます。
人間関係がとても良好になり、スムーズになります。

スムーズになるということは、
人間関係が良くなりますし、人間関係の悩みが激減していきます。

当たり前の話ですが、目の前の人のことを知りたいと思い、
質問したり、観察したりしている訳ですから、
その人がしてもらいたいと思えることを出来たり、
小さな気配りや気遣いができるようになります。

これで、人間関係が悪くなることはありませんし、
そのようなことがあったら、何かが間違っているサインです(笑)。

また、目の前の人に対しての見方が変わると、
他のものや事柄に対しての見方も変わってくるので、
良いことのスパイラルに入ります。

マインドが変わるということですね。

マインドが変わると、
自然とあり方も変わってくるので、
普段の態度や気になる部分が変わり、
以前よりずっと細かいところまで目がいくようになります。
好循環が始まります。

すると、自分に起こってくる事象も変わり、
より良いものが自然と引き寄せられてきますので、
毎日の充実感や達成感など、幸せを感じられることが多くなるのは必然だと思います。

まとめ

「目の前の人に興味を持つ」ことで、好循環が始まるように、
良い人とのご縁が多くなることは、絶対だと思います。

目の前の人のことを考え、より心地よく居られるように考えている人の前に、
嫌な人は来ないですよね。

自分自身が目の前の人から興味を持たれ、
心地よく居られるように配慮してもらえたら、
とても嬉しいので感謝が沸いてきます。

そして、その人がしてくれたことと同様に、
その人のことを考え、その人にも心地よい空間に居て欲しいと思いますし、
もっと快適であって欲しいと考えます。

運は、人が運んでくることが大半だと言われています。
そのような運は、良い人が集まる場所に集まってきます。

これをお聞きの人は、お分かりですよね?
良い人が自分のところに集まってくれば、それだけ良い情報も集まってきて、
良い運も引き寄せられてくるということです。

ぜひ、目の前の人に興味を持って、
良い人間関係、良い人とのご縁、ステキな引き寄せを得て、
更に、ハッピーで楽しく充実した毎日を送って頂きたいと思います。

最初から完璧に出来る人はいません。
この記事を読んで、少しでも良いと思ったかたは、
できることから、スモールステップで初めて欲しいと思います。
全てのことは、小さな一歩から始まります。

私自身、このことに関してはまだまだ練習中です。
一緒に、良い運を引き寄せていきましょう。

今日も、ありがとうございました。

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