花は、贅沢ではなく“必要”

Lesson

こんばんは、伊東 環です。

「お花って、贅沢ですよね」
そんなふうに言われることがあります。

たしかに、日常を生きていくうえで“なくても困らない”ものかもしれません。
でも私は、お花こそ“心のために必要なもの”だと思っています。

ただ癒されるだけじゃない。
お花は、私たちが自分自身と向き合う時間をくれたり、
迷いや悩みに寄り添いながら、次の一歩を踏み出す勇気をくれたりもします。

今月、相模原のPartageさんで行ったレッスンで、
参加してくださった方が、以前こんなことを口にされました。

「お花って敷居が高いと思っていたけど、思っていた以上に自由なんですね」

この日のテーマは、「カップ&ソーサーへのアレンジ」。
決まった花器ではなく、身近な器に花を生けるという、
“ちょっと贅沢だけど、どこか親しみのある”時間。

花を選び、角度を見て、ひとつひとつ配置していくたびに、
表情が変わっていくカップの中の世界。
ふとした瞬間に「こっちのほうが好きかも」と言ったその方の声には、
“選んだ自分”への誇らしさがにじんでいました。

ほんの一輪のお花があるだけで、空間の空気が変わる。
そしてそのお花を「自分の手で生けた」という実感が、
日常に小さな自信と、余白をもたらしてくれる。

だからこそ、私は思うのです。
お花は、贅沢なんかじゃない。
きっと、“必要”なんです。

あなたもぜひ、自分のための一輪を選んでみてくださいね。
きっと、思っている以上に、花がそばにいてくれる感覚が生まれます🌿


次回のPartageレッスンは、7月12日(土)。

アットホームで心落ち着く女性限定サロンで、
お花との時間をご一緒しませんか?


初心者の方も、経験のある方も大歓迎です。
少人数だからこそ、じっくり“自分の感覚”と向き合える特別な時間。
詳細はInstagram

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