「手で文字を書くこと」が自分に与える効果

最近、自分の手で文字を書いていますか?

PCやスマホの普及で生活の中で文字を書く機会が
極端に少なくなった方も多いのではないでしょうか?

私自身も、手で文字を書く機会が少なくなったため、
時には、便利なのでPCやスマホのメモ等は利用しますが、
意識して、普段は手帳やメモは手で書くようにしています。

何となくですが、
メモを書くというか、
自分の頭を使うときは、
感覚的に、手で書いた方が良いような気がしています。

その「何となく」「感覚的」が気になったため、
今回は、脳機能的な部分は調べて、
私なりにまとめ、考えた「手で文字を書くこと」の効果を記事にしました。

手で文字を書くことの効果

紙に書く作業は脳をフル回転させる

簡単な文章は何も考えなくても書けるかもしれませんが、
基本的に、
書くこと = 左脳
考えること = 右脳
が使われています。

そのため、紙に書く作業は右脳も左脳も1度に両方使うため、
脳をフル回転させることができます。

思考の外在化

自分の思考を自分の外に出すことができます。

「思考の外在化」は心理学用語のようです。
外在化とは、字のごとく外に存在するかのようにすることです。

頭の中で考えたことを書くことで、客観視できるようになり、
思考が整理される効果があります。

モヤモヤした時、
同じことを繰り返しぐるぐると思考が回っているだけのようなとき、
って、ないですか?

私自身は結構よくあるんですけど、
そのような時に、書くことで外在化して、
自分で自分のことを客観視できて、
しかも、思考が整理されるという効果があるから、
スッキリすることができるんですね。
(整理されたことにはスッキリしますが、
他の問題が浮かび上がって、気分が凹むこともよくあります(笑)。)

このことは、書いて脳を活性化させ、
思考を整理することで私たちの行動を変えてくれる、
私たちの人生を向上させてくれる効果もあると思っています。

「私たちの行動 = 私たちの人生」ですから・・・。

運動スキル、記憶力を維持することに有効

手で文字を書くことは頭の体操になり、
認知機能を良好に保つことに繋がるそうです。

自分が見て覚えた漢字や言葉よりも、
実際に自分で書いて覚えた漢字の方が実際、記憶にも残るし、
ちゃんと書けるようになっていますよね。

また、運動すると記憶力が上がる、脳が整理される、認知症解消につながる、
という話も聞いたことがあります。
このことにもつながっているように思えます。

心を落ち着かせる

手で文字を書くときに使う脳の前頭前野は、
記憶や学習に深く関連し、思考や創造性を担う最高中枢。
なおかつ、感情を抑制する理性的な脳でもあります。

前の項目の「運動スキル、記憶力を維持することに有効」の項目とも関連しますが、
勉強する時に、手で書きながら学ぶことで理解が深まり、
認知能力が上がり長期記憶につながりやすくなります。

そのため、手で文字を書く行為は心を落ち着かせ、
「考えること」を後押ししてくれる効果もあります。

イライラしたときに、イライラしたことを紙に書くと
そのことが整理されるだけでなく、
心を落ち着かせる効果も発揮されているということになるようで、
私事ですが、
このブログ記事の下書き、アイデア出し、まとめる作業等は
ノートに文字で書き出して行っています。

その作業も、下書きやアイデア出し、文章をまとめるだけではなく、
心を落ち着かせて、思考を促進させて考えることを無意識に
後押ししてもらっていたということになりますよね?

PCだと掴み難いと思ってやっていたことですが、
手書きでやって良かった~と思いました(笑)。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

自分自身が「?」と思った「手で文字を書くことの効果」を
この機会に調べたことと自分の主観を合わせて書きました。
少しは、手書きの良さが伝わったでしょうか?

今回、自分自身が想像していた以上に、
手書きの効果が高く、脳とも深く関わっていました。
脳に与える影響や脳から与えられる効果にも興味が沸きました。
今回、書ききれなかった部分は別の機会に記事にしたいと思いました。

・文字を手で書くことで脳が活性化され記憶力・認知力が増し、維持できる。
・頭の中の記憶・認知が整理され、思考・創造性が増す。
(思考力の向上)
・感情を抑制する。
・心を落ち着かせる。

本当に、たくさんのすごい効果があると思います。
書くことで、夢や目標が叶うと言われるのも本当に納得しました。
これからは、更に意識して頭の中で考えたこと。浮かんだこと。
感情など全ジャンルのことを紙に書こうと思いました。

ただ、効果を期待するあまりに、
漢字や英単語の練習でありがちな
書くことに集中し過ぎて、書くことが作業にならないようにだけ、
気を付けたいと思います。
あくまで、書くことに意味があり、効果があるものなので、
作業になってしまうと、運動と一緒で体を動かしているだけで、
書くことの効果が得られないような気がします。

あとがき

最後まで、ご覧いただき、ありがとうございます。
中には、分かりやすい文章にするために
断定的な表現を使っている部分もありますが、ご了承ください。

今回の記事が少しでも、あなたのお役に立てたら嬉しいです。
今回の記事を書いて、読むことによって、
あなたと一緒に私自身も成長したいと思っています。

今日も、ありがとう。
いつも、ありがとう。

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